まぼろし村とあなたとわたし 文化庁メディア芸術祭青森展

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開催日程 2016年3月1日〜3月27日 9:30〜17:00 入館は16:30まで

  • 青森県立美術館 期間中無休 入場無料

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バガボンド

井上 雄彦 / 原案:吉川 英治 | マンガ

© I.T. Planning, Inc

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王道の狗

安彦 良和 | マンガ

明治時代の中期を舞台にした歴史漫画。天下の王道を行く加納周助と、覇道を進む風間ー太郎という二人の男の生き様を描いている。加納と風間は激動の日本、そしてアジアの国々で様々な出会いを経て、それぞれの運命を収束させていく。勝海舟、陸奥宗光、福沢諭吉、孫文など歴史上の人物が登場し、二人に様々な影響を与えることも作品の特徴であった。安彦良和による近代史をテーマにした長編作品は本作は二作目で、昭和初期を描いた 『虹色のトロツキー』、そして明治時代後期が舞台の『天の血脈』(「月刊アフタヌーン」で連載中)がある。
© 安彦 良和 2000

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ヘルタースケルター

岡崎 京子 | マンガ

© 岡崎京子 / 祥伝社

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蟲師

漆原 友紀 | マンガ

© 漆原友紀 / 講談社

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毎日かあさん カニ母編

西原 理恵子 | マンガ

© 西原理恵子

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海街diary

吉田 秋生 | マンガ

古都・鎌倉を舞台に、家族の喪失と再生をテーマとしたヒューマンドラマ。三姉妹に突然訪れた父の死や、会ったこともなかった義理の妹との出会いなどを通じて、家族の「絆(きずな)」を細やかに描いた作品。
© 吉田秋生 / 小学館

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栞と紙魚子

諸星 大二郎 | マンガ

不思議なことが次々に起きる胃の頭町を舞台に、女子高生コンビの栞と紙魚子(しみこ)が、妖怪に立ちむかい大活躍する物語。奇々怪々な人々と摩訶不思議な事件が織りなす異世界が魅力的な作品となっている。
© 2008 諸星大二郎(朝日新聞出版 / 朝日新聞社)

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海獣の子供

五十嵐 大介 | マンガ

夏休み早々部活禁止になってしまった少女、琉花は「海」と名のる不思議な少年と出会う。水族館の大水槽で自由自在に泳ぐ海の姿に心奪われた琉花は、彼が「空」とともにジュゴンに育てられた少年であることを知る。その頃、隕石が海に落ち世界で魚が消えていた。海の神秘は深まり、地球の命の物語へと広がってゆく。
© 五十嵐大介 / 小学館IKKI

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孤高の人

坂本 眞一/原案・新田 次郎著『孤高の人』 | マンガ

山岳小説の金字塔『孤高の人』が、現代を舞台によみがえる。孤独な青年・森文太郎はクライミングと出会い、極限の登山に「生きる」感覚を求めて、人類未踏の氷壁・K2東壁を目指す。だが文太郎には、日常でも山の中でもさまざまな困難が降りかかってくる。困難に遭いながらも文太郎は、ただ己の目標に向かって、一歩一歩進んで行く。
© 坂本 眞一/原案・新田次郎著『孤高の人』/集英社

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機動戦士ガンダム THE ORIGIN

安彦 良和 | マンガ

1979年の放映から30年以上にわたって熱狂的に支持され続ける『機動戦士ガンダム』シリーズにおいて、メインスタッフとして活躍していた安彦良和自身が10年の歳月をかけて描いた長編漫画。コミックス6冊分の紙数をかけ、それまで明らかにされることのなかった前日譚三部作(プリクェル・トリロジー)を描くなど、歴史漫画を描き続けてきた作者の経験を存分に生かした、コミカライズの枠を越える作品となっている。
©創通・サンライズ ©安彦良和 2002-2011

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アイアムアヒーロー

花沢 健吾 | マンガ

連載作品が打ち切られ、アシスタントに逆戻りした主人公のマンガ家・鈴木英雄。仕事にも恋人にも不満を抱えつつ、「脇役なりの人生」を送る日々だったが、突如発生した、体がゾンビのようになる原因不明の奇病の流行によってそんな日常に終止符が打たれる。変わり果てた日常と人々。狂気を孕んだ物語が加速する中、英雄は人類のヒーローになれるのか? 私小説的に描かれる主人公の視点と、現実と乖離した設定の交差から生まれる恐怖が大きな話題を呼んだ。 「ビッグコミックスピリッツ」連載中
©花沢健吾 / 小学館

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テルマエ・ロマエ

ヤマザキ マリ | マンガ

古代ローマの浴場建築技師が現代日本にタイムスリップし、日本の風呂文化にショックを受け、その影響で古代ローマに新たな風呂のあり方を紹介していく奇想天外なストーリー。そのユニークな着眼点から大きな話題となり、実写映画化が決定したほか、アジアやヨーロッパで各国語版が刊行されるなど、幅広い展開を見せている。細かな時代考証に基づいて描かれた古代社会の描写や設定など、歴史漫画の価値を変え「マンガ」の可能性を拡大する快作。 「月刊コミックビーム」連載中
©ヤマザキマリ / エンターブレイン

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進撃の巨人

諫山 創 | マンガ

「別冊少年マガジン」での連載開始以来、大きな話題を集めている作品。巨人がすべてを支配する世界で彼らの餌と化した人類は、居住区を囲って巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに巨人の侵略を防いでいた。だが、壁を越える大巨人の出現により絶望的な戦いが始まり、両親を失った若き主人公たちは、自由を手に入れるために訓練兵団として巨人に立ち向かうことになる。不気味な巨人との手に汗を握る死闘は、圧倒的な緊張感と迫力を読者に突き付ける。 「別冊少年マガジン」連載中
©諫山 創 / 講談社 

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宇宙兄弟

小山 宙哉 | マンガ

2025年、NASAは日本人宇宙飛行士・南波ヒビトを含めた第1次月面長期滞在クルーのメンバーを発表した。時を同じくして日本では、自動車設計の仕事をしていた兄の南波ムッタが会社をクビになり、意気消沈していた。スケールが大きく異なる運命を歩んでいた二人の兄弟だが、それぞれの未来が幼少時代に交わしたある約束によって動き出し、交錯していく。週刊「モーニング」で連載以降、各所で人気を博している壮大な宇宙ストーリー。 週刊「モーニング」連載中
©小山宙哉 / 講談

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千年万年りんごの子

田中 相 | マンガ

時は昭和40年代。生まれてすぐ、東京の寺の境内に捨てられた主人公「雪之丞(ゆきのじょう)」は、青森のりんご農家の娘である「朝日」とお見合いをし、雪深いりんごの国に婿入りすることに。昭和の激動から離れ、北の家族と静かに過ごす四季。それは、親を知らない雪之丞のなかに温もりをもたらす。しかし、ある冬、寝込んだ妻のために禁断のりんごを食べさせたことから、すべては一変。60年前に絶えたはずの祭儀を蘇らせ、朝日は“おぼすな様”という土地の神の妻となった。受け継がれる歴史を尊び守り抜く村人たちや古き日本の自然を、表現力豊かなタッチで繊細かつ大胆に描く連載作。 (『ITAN7号』連載開始:2011年12月22日発売号〜『ITAN18号』連載終了:2014年2月7日発売号)
©田中相/講談社

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ジョジョリオン ―ジョジョの奇妙な冒険Part8―

荒木 飛呂彦 | マンガ

M県S市杜王町。震災で隆起してできた土地である通称「壁の目」で、一人の青年が発見された。記憶を失っていた彼は「東方定助」と名付けられ、さまざまな手掛かりを基に自らの素性を探る。東方家の秘密と思惑、杜王町で起きた過去の事件、「定助」の素性をたどる重要な手掛かりとなる「吉良吉影」なる人物……さまざまな謎に「定助」は巻き込まれる。緻密なストーリー構成、超能力を目に見える形で表現することでマンガ表現に革命をもたらした概念“スタンド”によるバトルに加え、サスペンスにも更なる磨きをかけ、多くの読者を惹き付けた。連載28年目を迎えた「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第8部。 『ウルトラジャンプ』 連載中(連載開始:2011年6月号)
©LUCKY LAND COMMUNICATIONS/SHUEISHA

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五色の舟

近藤 ようこ/原作:津原 泰水 | マンガ

津原泰水の傑作幻想譚(たん)が、近藤ようこの手によって儚くも鮮烈にマンガ化された作品。先の見えない戦時下、太平洋戦争末期を時代背景に、見世物小屋の一座として糊口をしのぐ異形の者たちの哀切な運命が描かれる。主人公は、脱疽(だっそ)で足を失った元花形旅役者・雪之助(ゆきのすけ)、一寸法師だが怪力の昭助(しょうすけ)、結合双生児だったが手術を受け一人蛇女として生きる桜(さくら)、膝関節の障害を逆手に牛女となった清子(きよこ)、そして両腕のない少年・和郎(かずお)の5人。彼らは古い舟を住処(すみか)として、まるで家族のように暮らしていた。ある日、未来を言い当てるという怪物・くだんの噂を知った雪之助は、一座の仲間にしようと家族総出で岩国に向かうことに。くだんは既に軍の手中にあったが、目を合わせた和郎は、その日から舟で海原を漂い、離合集散を繰り返す一座の夢を見るようになる。これはくだんの仕業に違いないと確信した和郎だったが―。小説での発表も困難と目された原作に、近藤ようこが挑んだ奇跡のマンガ化作品。 『月刊コミックビーム』(エンターブレイン)連載開始:2013年8月号連載終了:2014年3月号
©Youko Kondo/Yasumi Tsuhara 2014

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アオイホノオ

島本 和彦 | マンガ

マンガ家デビューを志す主人公・焰燃(ホノオモユル)の日常をコミカルに描き出す「マンガ家マンガ」。フィクションとされてはいるが、作者の自伝的な側面も持ち、実在の人物も登場する。1980年代初頭、大阪にある大作家(おおさっか)芸術大学1回生の焰燃は、「マンガ家になる!」という熱い情熱と野望を胸に抱いて、日々を過ごしていた。自分の実力に根拠のない自信を持ち、自らの進むべき道を模索中の焰。東京の出版社へ作品を持ち込んだり、後に『新世紀エヴァンゲリオン』を作り上げる若き日の庵野秀明(あんのひであき)をはじめとする同級生との確執を抱えたり、憧れの先輩トンコさんと恋の駆け引きをしたり―。日本のマンガ・アニメ界が新たな局面を迎えようとしていた時代を背景に繰り広げられる、日々苦悶する熱血芸大生の七転八倒エレジー。 『週刊ヤングサンデー』(小学館)連載開始:2007年第14号連載終了:2008年第35号 スピリッツ増刊『YSスペシャル』Vol.2(小学館、2008年) 『ゲッサン』(小学館)連載開始:2009年6月号~連載中
©Kazuhiko Shimamoto/SHOGAKUKAN

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チャイニーズ・ライフ

李 昆武/フィリップ・オティエ/訳:野嶋 剛 | マンガ

中国で生まれ育ったマンガ家が、熱狂と混乱の時代を生きた自らの人生を振り返った作品。大躍進、文化大革命の真っただ中で少年時代を過ごした作者・李。当時どこにでもいた“ごく普通の” 愛国少年として真っすぐに突き進む姿からは、当時の中国の熱狂がリアルに伝わってくる。その後の驚異的な経済成長への変わり身の速さは、少年時代の李にどのように映ったのか―。生きていることが既にドラマチックであった時代を生き抜いてきた李少年。生身の人間としての彼の姿が読む人の共感を誘う本作には、私たちが知っている急速な発展を遂げた中国とは別の顔、戸惑い、悩んできた国の姿が描かれている。彼らが生きた時代を知ることで、中国という国、そしてその国の人々をより身近に感じさせる一作である。 原書出版年:2009年(1・2巻)、2011年(3巻)翻訳出版年:2013年12月(明石書店)
Une vie chinoise - T1-2 2009, T3 2011 ©Kana (DARGAUD-LOMBARD s.a.), by P.Ôtié, Li Kunwu www.mangakana.com All rights reserved Published in Japan by AKASHI SHOTEN CO.,LTD arrangement with Mediatoon Licensing, through le Bureau des Copyrights Français.

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春風のスネグラチカ

沙村 広明 | マンガ

1933年、極寒のロシアを舞台に、ロシア革命によって帝政ロシアから共産主義ソビエトへと変化する激動の時代を背景とした歴史ロマン作品。とある別荘(ダーチャ)の管理人であるイリヤ・エヴゲーニヴィチ・ブイコフは、車椅子の少女・ビエールカともの言わぬ従者・シシェノークに出会い、「私が勝ったら、あの別荘に一週間泊めて下さい」と奇妙な賭けを申し込まれる。ブイコフは賭けに勝ったものの亡命することになり、結果ビエールカとシシェノークが別荘に住みつく。しかしながらすぐに秘密警察(OGPU)に捕らえられ、過酷な運命に巻き込まれていく。なぜ、そしてどこから彼らはこの地にやってきたのか。互いだけを頼りに生きる二人が背負う密かな宿命とは―。怪僧ラスプーチン、OGPU長官メンジンスキー、ロマノフ朝最大の貴族の後継者ユスポフ公など、ロシアの歴史を動かした実在の人物と主人公たちの運命が絡み合っていく。緻密な人物描写とストーリー展開で、歴史に埋もれた物語が明かされる。 『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)連載開始:2013年5月連載終了:2014年5月
©Hiroaki Samura 2014

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ちーちゃんはちょっと足りない

阿部 共実 | マンガ

成績、お金、恋人、友達……いつも何かが足りない気がする中2女子のちーちゃんとナツ。二人はクラスの中で成績優秀な友達・旭や、学級委員に助けられながらも、フツウの日々を送っている。そんなある日、ナツとちーちゃんは学校帰りに寄ったお店で、クラスの目立つグループの女子から「万引きしねえ?」と声を掛けられ―。平凡な中学生活は、ふとしたことで揺らぎ始める。いつも何かが不安で不満、そんな自分たちのような小さな存在がとても美しいと感じられる日もあれば、ため息をつきたくなる日もある。希望と絶望が交錯するナツとちーちゃんを通して、「生きること」が描かれる。 エレガンスイブ増刊『もっと!』(秋田書店)連載開始:2号連載終了:6号
©T.ABE2014

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かくかくしかじか

東村 アキコ | マンガ

少女マンガ家を夢見ていた頃から、夢を叶えてマンガ家になるまでとその後の半生を題材にした自伝的作品。「自分は絵がうまい」とうぬぼれていた高校3年生の林明子は、美術大学入学を志し、海の近くにある美術教室に通うこととなる。そこで出会った絵画教師・日高健三は、初対面で絵画教師とは思えない強烈なインパクトを放ち、明子が描いたデッサン作品を見るなり、竹刀を振りかざして「下手くそ」と言い切った。そこから日高先生と明子、2人の物語が始まっていく─。作者の人生に大きな影響を与えた恩師との数々の思い出とともに、自らの高校生活から大学での生活、そしてマンガ家デビューへの道のりを描く。マンガを「描く」ことへの愛が、個性的なキャラクターたちとさまざまなエピソードを通して表現され、笑いと涙の要素が随所に盛り込まれた作品。 『Cocohana』(集英社) 連載開始:2012年1月号 連載終了:2015年3月号
©Akiko HIGASHIMURA / SHUEISHA